あるクラリオン星人のと対話


by bwv1001

第九四回目を終える

 地獄の第九、五連投シリーズ。四回目が終わる。
彼女に聴いてみる。

「どうだった?」

『面白いわ。やはりあなたたちは次第に共感するのね。わたしたちには、スーパースローカメラの映像の様に見えるわ』

 「やっぱりそれがオレたちの意識の水準なんだね」

 『でも、あれだけの水準の作品があるのだから、あなたたち意識の変化の手掛かりにはなるわ。ベートーウ゛ェンは、あなたたちのマスターの一人よ』

 「オレ、酔っ払ってて、携帯だから、またあとで聴いていい?」

 『やっぱり時空の移動についてはまだあなたたちは不自由な様ね。それは、わたしたちとは、大きな違いのひとつね。でも、音楽が時空を縮める在り方のひとつだ、ということに、もっと気付いて欲しいわ。あなたたちにはその力があるわ』

 「エールーエンにそう言われると、存在することに希望がもてるね」

 『そう。わたしたちにとって、あなたたちは、可能性そのものなの。あなたは、そのことを、少しづつ理解しているわ。そして、あなたたちが、兄弟であることを、思い出していくといいわ。第九の様に』

 「ありがとう、エールーエン。またあとでいいかな」

 『いまのあなたは、休む才能を使った方がいいわ。あなたは、第九を通じて、意識の宇宙の旅をしているの。その旅の疲れを甘く見ない方がいいわ。
余裕があったら、タバコを吸うくらいのことをした方が疲れがとれるわ』

 「そうだね。水曜日はまた練習だし」

 『あなたたちのマスターである先生の演奏を一緒に体験できるのが楽しみだわ』

 「次もがんばるよ。君と先生と仲間がいると、どんなことも出来そうな気がするよ」

 『でも、あなたたちの時空の限界には気をつけてね。でも、その先に扉はあるわ。それがあなたの課題よ』

 「君はオレと共に在る。それだけで充分さ」

 『今日はゆっくりお休みなさい。あなたはそれだけの仕事をしたわ。お休みね』

 「お休み。エールーエン」


   2010年の冬の日記より
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by bwv1001 | 2011-09-25 00:32