あるクラリオン星人のと対話


by bwv1001

原宿でクリスマスを過ごす

 クリスマスの原宿とオレの似合わなさと、表参道とイルミネーションの似合わなさは、同じ位なのだろうか。正直言って、あれでは木がかわいそうである。ただでさえ、表参道の並木は弱っていて、夜は休ませてあげないと、どんどん弱ってしまう。

 十年前くらいと較べると、電球の数もずいぶん増えていて、正直なところ、美観としても、グロテスクな光景だ。

 2012年問題でいうと、夜間の電気の消費が多い地域の植物は、一度に大量死する、という見方がある。結果的にどうなるか、というと、当然のことながら、酸素がその地域で供給されなくなる。ということは、どうなるか、というと、酸素で生きている生命の大量死を招く、ということになるのである。

 その説の信憑性については、分からないが、夜の電気の光が、植物の本来あるべき生命のリズムを狂わせている、ということは言えるだろう。ルドルフ・シュタイナーが、電気によって、闇がなくなり、人間の霊性が落ちた、という意味のことを言っていた記憶がある。電気によって、もちろん、人間の生命のリズムももちろん変わってしまったのである。


 さて、きょうは、とんでもない体験をしてしまった。いままで、エールーエンは、あくまで、自分と対話する存在としていたのだが、私ではなく、他者とエールーエンのつなぎ手という役割を体験してしまったのである。

 彼女からは、自分の存在については、この人には知らせる様に、というご指名があった一人なのであるが、日記を読んでもらって、えらく楽しんでくれた。

 それで、「自分も彼女と話してみたい」ということで、今日は、そのつなぎ役をしたのである。エールーエンも、やれ、という。

 相手はカウンセラーであるので、プロである。しかも、彼女の相談をオレが受ける、ということで、エールーエンが、その質問に答える、ということになった。

 結果的に、カウンセラーは、非常によろこんでくれて、「最高のクリスマス・プレゼントだ」と言ってくれた。オレは、まったく、こういうことをやるのは初めてだ、ということは伝えておいたのだが、たいへん満足してくれた。ひょっとすると、カウンセラーというのは、聴く側の立場ばかりが続いて、聴いてもらう、という経験が日常として少ない、ということも関係があるのかもしれないが、正直なところホッとした。

 帰りの電車のなかで、エールーエンに、聴いてみた。エールーエンは、オレを育てようとしているのか、と聴くと、『そうだ』という。『マスターになれる様、人のこころ、在り方を救う様に』と彼女は言うのである。怖ろしいことである。

 オレは、そもそも、自分は、人の役に立つ様な人間ではない、と思っているのだが、今日のセッションからすると、役に立ったのである。以前も、彼女は言っていたが、『気づきから、目覚めへと、あなたを導く』というのである。

 全く怖ろしいことである。何で、オレを選んだのか。

 だが、彼女はいう。『あなたの苦しみの体験は、他の苦しむ人の在り方を分かることができる』と。

 世間的にみれば、ずいぶんと負の経験が多いのは確かかもしれない。だが、『そこに意味がある』と彼女はいう。

 こんなこと、日記に書くべきか、と思うのだが、エールーエンは『書け』という。『使命を明らかにするために』という。

 何でオレが選ばれるんだ。オレにはそんなことができるとは思えない。


   2010年の冬の日記より
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by bwv1001 | 2011-10-06 23:12