あるクラリオン星人のと対話


by bwv1001

節電、という洗脳

 こんな記事があった。

http://www.mynewsjapan.com/reports/1453

 東電は偽の電力使用状況を垂れ流している、と認めている様だ。

 電力がいるのは分かる。夏で、冷房も必要だ。だが、なぜ東電はごまかすのか。

 同時に思うのは、東電の節電の話というのは、ほとんどB-29が竹槍で戦っているのと同じであり、企業や官庁もなぜ、そんなセンスのないやり方に足並みを揃えるのか。

 先日、役所に行ったら、二階までのエスカレーターは止まっていて、建物には近い階段もなく、エレベーターは大混雑だった。これって節電にも何にもなっていないんじゃないか。何ともバカらしい。

 地下鉄でもそうだが、駅名を照明で表示するコルトンまで電気が消えている。何を考えて節電と言っているのか。

 本当に必要な電力というのがどれくらいあるのか、ということは、東電は明らかにするつもりがないのであろう。あるいは、把握はしていないのだ。本当に停電して困る施設はいくらもあろうが、そのデーター自体が、水増しでいい加減なものである以上、協力する意味はない。詐欺といって良い。


 余談だが、東電の電力が何故高いか、というのを、東電自体が説明したときも、また東電による詐欺行為があったと自分は理解している。

 それは、何年前か忘れてしまったが、荒川だったと思うが、大きなクレーンを積んだ船が、実に間抜けなことに、クレーンを上げたまま川を上っていったら、高圧線に接触して、都内が機能をマヒさせた事件があった。

 それ以前に、たまたま、東電の料金が何故、他の国に較べて異常に高いのか、という質問に東電が答えたことがあった。

 東電が言うには、「東電の電力料金が高いのは、他の国と違って、ひとつの高圧線のルートが失われた場合でも、他のルートで電力を供給しているので、万一の事故があっても、送電が滞ることはない」という説明であった。

 この説明が真っ赤なウソであったことは、この荒川のクレーンと高圧線の接触による、都内の機能マヒという事件によって証明できる。

 ということは、東電の電気料金が高い理由も、ウソであり、詐欺行為であったということになる。

 原発だけではなく、高圧線の管理運営についても、東電はウソをついていたのである。



 とはいえ、東電に対して、実力で抗議する人たちがいない。子供は学校、両親は共稼ぎ、となると、抗議に行くとしたら、老人しかいないではないか。

 なぜ、老人は、自分の子供や孫のことを考えないのか。いまや老人の人口が多いのだから、都内の老人だけでも、まとまって、首相官邸なり国会なり民主党なり東電なりに押し寄せれば、これは現状に対する説得力がある筈だ。なぜ、老人たちはそれをサボるのか。あるいは、そういう発想はないのか。

 自分たちの世代のやってきたことに罪悪感を感じている老人は、なぜか、そういう作業を飛び越してしまい、福島原発に乗り込んで作業をする、とか言い出す。それも極めて少数だ。

 その前に、老人には、やるべきことがあるんではないだろうか。いまはまだ、年金がそれなりに出る時期の世代は、自分の今成すべきことを考える必要があると思う。

 首相官邸、国会を老人たちが何万人も取り囲む、ということが起これば、その世代に対する見方も変わると思う。尊敬できる老人というのは、あまり見たことがない。


   2011年3月11日以降の日記より
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by bwv1001 | 2012-02-07 23:45