あるクラリオン星人のと対話


by bwv1001

月に一度の「人様カレーの日」

 カレーというのは面白い。カレーを食っている人は多いかもしれないが、それだけ味の違いも、中身の違いもあるということだ。その違いを認識する、月に一度の「カレーの日」である。

 きょうブタさんのカレーであった。あんまり辛くもなく、しつこくもなく、かといって物足りないということもなく、全体としてバランスのいいカレーであった。ただ、「ではなく」「かといって なく」という表現になってしまうところが、もったいない、と思うカレーであった。

 もし肯定的に表現することができる点があるとしたら、「気楽に食えるカレー」ということかもしれない。ウチでは、カレーって、気楽につくるもんではなく、調理は真空調理で格段に簡単なのだが、一人で四杯を平らげないといけない、とか、材料費がかかる、とか、考えると、決して気楽に食える代物ではないのだ。

 おまけに、近年、じゃがいもさんや、たまねぎさんの質が異常に落ちて来ているし、なんと言っても原発事件で、食える食材がなくなってしまった。

 今日のカレーさんが、どこの材料かは分からないけれど、そんなことを気にしないとカレーも食えなくなってしまった、というのは、何とも悲しい限りである。

 とはいえ、まだ、汚染されても食えるだけいいかもしれない。これからは食料難の時代が近くやって来るからだ。だいたい、地球にこんなに大勢の人間が生きていられる訳がナイ。カレーを気楽に食う、ということも、楽しかった思い出になってしまうのである。

 新鮮なお水を飲むことが難しい時代だってあり得る。われわれもそれを経験している。3.11たった一日で、世界は変わってしまったのである。

 カレーを懐かしむ時代に入りつつあるのだ。勿論、カレーを食いながら飲む、一杯の冷たいお水も。


   2011年3月11日以降の日記より
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by bwv1001 | 2012-02-20 22:22