あるクラリオン星人のと対話


by bwv1001

アンダンテ・フェスティヴォ、あるいは祝祭アンダンテ

 友人から、嬉しい連絡が入った。買い損ねた、シベリウスの自作自演と言われた音源が出てきた、という。

 この音源は、作曲家の吉松隆氏によって、FMで三度くらい取り上げられた演奏なのだが、後に、シベリウス自身の音源ではないことが発覚し、そのせいか、店頭に並ばなくなってしまったのである。

 うっかりしていた。こういう発掘された音源にはこういうことはよくあることだ。

 だが、誰の手による演奏であっても、偉大な演奏であることに変わりはない。

 とはいえ、その後、本人の音源として出てきたものを今度こそ、と購入したが、吉松氏の紹介した音源とはまるで違う演奏だった。

 友人によると、こういう古い録音というのは、リマスターの具合で、幾らでも変わってしまうので、リマスタリングの問題がある可能性はある、と言っていた。

 しかし、年に一度は、あるアマチュアオケの、フェスティヴォを立派なライヴで聴くことができる。この演奏もまた素晴らしい。

 自分が死ぬ前に聴ける音楽があるとすれば、この曲はありがたいかもしれない。


   2011年3月11日以降の日記より
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by bwv1001 | 2012-03-04 23:23