あるクラリオン星人のと対話


by bwv1001

welcome、ってどういうことか

 welcome、というか、ウェルカムという言葉は、いままであんまりピンと来ないでいた。ウェルカムという言葉を聞いてまず思い出すのは、タンキーという東南アジアにある宗教の教義である。

 どういうことかというと、タンキーは、Every God Welcome!というのが教えなのである。写真もビデオも見たことはないが、タンキーをやっているところには、祭壇というか、神棚の様なものがあって、世界じゅうのいろんな神様の像や写真が祭られているんだそうである。

 こういうのって、嫌いじゃない。神なんて、人によって、地域によって違うのが普通なんだから、一神教の不健全さとか残酷さとかよりも、好きである。ちがうものはちがうものとして、そのままにしておく、というのは、生きている上で、大切な姿勢だと思う。

 で、welcomeなのだが、これは、オレがテストしている「セドナ・メソッド」という感情などを簡単に手放すことができる、という方法で言われることである。

 だが、いわれるそのことと、その使われ方と意味を知ったのは最近である。和訳の方には、welcomeという言葉はない。迎え入れる、とか、受け入れる、という言葉になっている様である。

 自分の感情を受け入れる、とは、場合によっては大変な場合もあるし、つまらない瞬間的な感情や感覚においても、そのつまらないことに振り回されてしまうことは、多くの人の日常にあると思う。

 セドナ・メソッドなどの「手放す」という考え方は、その前提に、「迎え入れる・受け入れる・welcome」という考え方があるのである。このことが、和訳だとよく分からない。セドナ・メソッドの体験会に行ったり、ネット上の情報を見たりして、初めて理解できたのである。

 きょうは、ちょっと、理解ではなく、気づいた、意識が分節された、という感じがあるので書いてみたい。


 きのうから体験していることだが、パイプを吸っていると、異常に長い時間、火が持つし、長く吸える、という経験をした。物理的にはあり得ないことなのだが。

 で、ふっと、思い浮かんだのが、「物質化」という言葉である。お酒がどんどん出てきてしまうおちょことか、そういう芸ができてしまう人とかいるらしいが、それに近いのではないか、と思った。

 だが、長時間、一服の煙草を吸う、というのは、実は大変なことである。あまりに長く吸えてしまうので、自分から火を消した。

 今日はそうなるときと、ならないときがあったが、再現性はある程度ある現象の様である。きょうときのうを体験した限りではだが。

 そこで、ふと、また思った。「煙草を消してもいいや」「たらたら吸っててもいいや」と思ったのである。これは実は多分、welcomeという考え方そのものなのである。

 そこから発展させて、今月の生活の問題を考えた。一日一食分の予算を確保した上でだが、一日他に食いものとか交通費とか雑費で使えるお金は、計算上240円くらいである。貧困の極み、と言ってもよい。普段もそういうことはあるが、いきなり月初め、しかも、個人的に大事なことがある月に、一日240円、というのはなかなか厳しいものがある。

 そこで思った。「いちにち240円でもいいや」「貧乏であることを許可する」「億万長者であることも許可する」と、自分に貧困に関する許可を与えたのである。ある見方からすれば、アファメーションの一種なのかもしれない。

 つまり、経済的にどんな状況であることも許可したのである。言い換えると、経済的にどんな状態もwelcomeした訳である。貧乏と億万長者、という極端なところに着目することで、極端な部分と、その間のグレーゾーンを認めたのである。

 これをやったら、ずいぶんと気持ちが楽になった。許可することによって、不安などの感情を迎え入れた結果として、手放すことが可能になったのである。これがいわゆる現実ではどんな変化をもたらすかは分からないが、物質化現象らしい現象を通じて、welcomeの感じをつかんだのであると思う。

 セドナメソッドを受け継いでいるドゥオスキン氏という人のセミナーに参加した人の証言によると、Welcome!とばっかり彼は言っていたらしい。そのあたりの感覚は、ちょっと和訳に規定された発想からは、よく分からなかったのは残念ではあるが、オレ自身が、自分の体験で、welcomeという在り方に気づけた、というのがよかった。和訳本がよくできていたら、そういう体験はできなかったもしれない。

 そのwelcomeの行き着くところが、たとえば、あるがまま、ということになるのだと思う。物質化現象は怪しいが、そこから気づきに至る、ということがよかった。

 手放す、という方法で自分や他者や世界とつきあいたい、と思っている向きは、このwelcomeという言葉の語感に着目するのは悪くないと思う。


   2011年3月11日以降の日記より
[PR]
by bwv1001 | 2012-03-20 23:50