あるクラリオン星人のと対話


by bwv1001

無為

 むかし、何者でもない者になりたい、ということをずっと考えていた。

 きょう、なにもしないで過ごしたのだが、なにもしない、というが実は望んでいたことなんではないか、と思う。

 なにもしない、というのは、実は、難しい。できたら、その人は凄い人だ。でも、そういう人は、全然知られないまま、ある種のおさとりを開いて、なにもしないで生きているんではないか。

 何かすることに意味がないから、なにもしない、という意味ではなく、なにもしないことそのものに意味がある、と思える。

 オレが最終的に望んでいることがそれであるかどうかは分からないのだが、なにもしない、と思うと、体感的には、腑に落ちる、という感じがある。

 その感覚を追い求めることは、せっかくのその意識を壊してしまう。ただ、きょう、何でもない日常のなかで、その感じを受けた、ということは大切だと思う。


   2011年3月11日以降の日記より
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by bwv1001 | 2012-03-22 01:16