あるクラリオン星人のと対話


by bwv1001

あきれた櫻井よしこ

二十日(※2011年10月の20日)の読売新聞13版の11ページの下の「意見広告」

 大笑いする冒頭。引用したい。以下、引用。


 原発事故で大きな岐路に立つ日本。
 事故は二つのことを教えてくれました。事故が原発管理の杜撰さによる人災だったこと、震源地により近かった東北電力女川原発が生き残ったように、日本の原発技術は優秀だったこと。この二点です。だからこそ、人災を引き起こした「管理」の問題と、震災・津波に耐えた「技術」の成果を明確に分離して考えることが重要です。


 以上、引用終わり。

 これは、国家基本問題研究所という公益法人の広告で、その研究所の理事長が、櫻井よしこ、である。本人の写真が大きく出ている。

 上記の文章、分析するまでもないが、基本的に論理が滅茶苦茶。なんでこんな結論が引き出せるのか、まったく分からない。異常な論理である。

 単純に言って、狂った人か、基本的な論理思考ができていない人の文章である。

 まあ、櫻井よしこは、読売の人間だから、読売に言わされているのかも知れないが、原発事故で起こった問題を直視すれば、原発などない方がいいに決まっている。

 百歩譲って、武田邦彦教授が「安全で壊れない原発があるなら推進する」という方が、論理としてはまともだろう。だが、そんな原発はあり得ない。人が考え、人がつくり、人が運用するのものが、壊れなかったり、間違いがなかったりする、ということ自体が考えられないのだ。

 東電自身も、数日前、原発事故の可能性は、五千年に一回、という確率を提示してきた。

 一度でも原発事故が起こればどうなるか、ということを、われわれは体験しているのである。そして、何十年後かには、悲惨な結果がはっきりするだろう。チェルノブイリの様に。

 つまり、櫻井よしこが理事長を務める、国家基本問題研究所というところは、今後の新たな事故と、それによる被爆とその影響を、日本人に強要している訳である。

 戦争中の日本政府・大本営の様な発言である。進め一億火の玉だ、とどこが変わりないんであろうか。

 こういう倫理観の欠如と歴史に学ばない、櫻井よしことその一派のこの研究所、どうしてこういうことが平気で言えるのだろうか。

 国というものの存在意義があるとしたら、それは、第一に、国民の生命・健康・財産・人権・安全を守るということだ。日本国は、全てその義務を放棄した。

 その上、なお、この様な犯罪的な広告を無神経に出せるのであろうか。

 かつての広瀬隆的な言い方をするなら、「ならば、まず、この人たちに、セシウムを食べてもらおうではありませんか」となる。

 呆れと、憤りを、この意見になっていない意見広告に感じる。

 この広告は連名になっている。役員の名前が挙がっているから、一人一人ネットで調べるだけで、どんな人間なのか分かることだろう。何故か、役員の一人に、すぎやまこういち、の名前がある。


   2011年3月11日以降の日記より
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by bwv1001 | 2012-03-26 01:09