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あるクラリオン星人のと対話


by bwv1001

臨戦態勢 その二

 きのうは、ともかく家に帰って部屋の様子を見ようとも思ったのだが、演奏会の約束もあったし、余震?の大きさからすると、一回いっさいがっさい地震が終わらないと、手がつけられないか、ということで、練馬に待機。

 きょうになって、ようやく臨戦態勢に入ったという感じ。きのうは、もうやられても仕方がない、という覚悟であった。

 参考になるかどうか分からないが、自分なりのやった買い物などを挙げてみる。

ポカリスエットを買う ~電解質の入っているサプリメントで入手も楽なのはポカリだろう。
 水を買うよりポカリにしたのは、トイレが使えなくなった場合、食べ物を食べると後のことが怖い。ポカリだけで何日かしのぐのが、現実的には悪くないのではないか。

 ちなみに、ポカリはそもそも、腸炎のときに使うものとして開発されたものである。そういう意味からすると、緊急時には適切なのではないか。水の様に、つぶしは利かないが。

紙の容器を準備する ~水道が止まった場合、食器は、捨てられるものの方が、水を節約できる。同じ規格の容器なら、捨てるのもあまり場所をとらない。下水がアウトだと、団地の場合、水を使うと、下の方の迷惑になる可能性もある。まあ、他人の害にならないための保険の様なものである。

寝るときは、靴をはいて寝る ~自分の部屋なのだし、有事にはすぐ動ける状態にした方がいいのではないか。ケガも少なくなるし。

風呂に水を張る ~何でもきれいな水を使う必要はない。それに、ブリダとかあれば、たぶん、飲める水になるのではないかと想像している。トイレが生きていれば、水を流すためにも使う。

メールは打っておく ~次のときには、携帯はつながるかどうか分からないので、こちらから、安否や連絡先についてのこちらの情報を打っておく。今回分かったのは、携帯自体は通じにくくなるが、メールは意外とちゃんと届くらしい、ということ。

買い物は近所で済ませる ~当たり前のことかもしれないが、たとえば、携帯トイレが買いたいから、と言って、新宿あたりに出ても、帰って来れる保証はない。地下鉄に閉じ込められるかもしれない。

 意外と、都内の場合だろうが、近所には思いも寄らぬ品がある。実際、今回は、手動発電機付きのライト・ラジオ・サイレンのついた救急箱を買うことができた。電話は混んでいるが、一本入れてみるものである。まあ、その品物を使わないですませることができるのを願うが。

寝るときは、外套も着て寝る ~非常事態だから、これくらいしてもいいのではないか。

ムリに自宅で寝る必要はないのではないか ~ウチは、実際本だなとか倒れていたし、自宅で夜寝ていたらやられていた。

 都内は、少なくともきのうは、学校なども開放されていたので、家の方が危険だと思ったら、避難所に行って寝てもいいのではないか。ただ、この場合、情報を得たり発信したりするのは、制限がつくが。


 とりあえず、これくらいのことをやったり、選択肢として加えたりして、臨戦態勢にある。余震がたくさん来ているが、都内の被害が比較的少ないのは不思議なくらいだ。


   2011年3月11日以降の日記より
by bwv1001 | 2011-11-14 00:12